みんなのためのの著作権教室

指導される方へ

著作権学習指導のヒント

著作権情報センターでは、優れた著作権学習実践事例を収集公開しています。 通常の学科に関連付けて著作権を教えるための工夫など、学習プログラム作りのヒントとなる情報を提供しています。

年齢別段階的指導モデル

著作権に関する指導を考えるとき、教員は「どのような場合に権利者に無断で利用できるか」に関心が向きがちではありませんか。もちろん著作権法にはそのことに関する規定がありますので、正しい知識を身につけていたほうがいいのですが、児童・生徒に対して著作権への興味・関心を高める活動を行う際には、著作権制度全体を俯瞰しながらポイントを押さえて指導を行うことが必要です。

著作権について児童・生徒に考える活動を行わせ、理解をさせる指導をするとき、一定の目安になるもの(あるいは指導内容の体系)があると便利です。 そこで児童・生徒の発達の特徴を念頭に置いて、この内容はこれくらいの段階から指導の中に取り入れるようにしてはどうか、と考えて構成したのが「著作権教育の段階的指導モデル」です。

著作権情報センターのウェブサイトの「5分でできる著作権教育について」には、さまざまな授業事例が掲載されており、各事例では著作権教育の全体マップの中でそれがどの部分に位置付けられているかを右上にチェックで表示しています。指導のバランスを考える際の参考にしてください。

「5分でできる著作権教育」をご活用ください

著作権情報センターのウェブサイトには、著作権教育の立案や実施に役立つ、多彩な情報やアイディアが集められています。

様々な教科等の指導の過程でよく見られる場面ごとに、わずかな時間で著作権に関する指導が可能な事例をまとめています。また、指導の過程で必要となる著作権についての情報や知識も紹介しています。

「著作権教育の実践事例」にみる学習のヒント

著作権情報センターでは、著作権の理解や尊重に役立つ「優秀な事例」や「モデルとなる事例」を広く教育関係者に紹介し、今後の著作権教育において活用していただくため、小・中・高等学校における著作権教育の実践事例を募集するとともに、入賞事例を本サイトで公開しています。こうした事例は、著作権教育のシラバス作成のモデルとなると同時に新たなアイディアのヒントともなります。